「第39回県・横浜・川崎・相模原四首長懇談会」を開催しました
1 日 時 平成25年10月17日(木) 13:30~15:00
2 場 所 川崎フロンティアビル
3 出 席 者 神奈川県知事 黒岩 祐治 横 浜 市 長 林 文子
川 崎 市 長 阿部 孝夫(座長) 相 模 原 市 長 加山 俊夫
4 結果概要 地方分権改革の推進や首都圏の空港政策の充実について、国に申し入 れをすることが合意されました。
また、水素ステーションの整備促進、公共施設の老朽化対策、子ども のネット依存症対策、2020年東京オリンピック・パラリンピック競 技大会に向けた取組について、四県市で連携していくことなどが合意さ れました。
平成25年10月17日 相模原市発表資料
問合せ先 広域行政課
電話 042-769-8248
平成25年10月17日
第39回県・横浜・川崎・相模原四首長懇談会結果概要
1 報告事項
(1)地震発災時等に備えた協力体制の強化・推進
県・横浜・川崎・相模原防災・危機管理対策推進協議会から、豪雨に よる災害発生時等における迅速な情報伝達と地域住民の安全な避難・誘 導対策及び大規模地震発生時の高層ビル等の対策について、また今後の 取組として、富士山噴火に伴う降灰対策について報告を受けた。
2 協議事項
(1)地方分権改革の推進について
地方の意見を最大限尊重した改革を進め、真の分権型社会が実現され るよう、国の出先機関の原則廃止も含めた地方への大幅な事務・権限の 移譲、義務付け・枠付けの廃止や、分権型社会にふさわしい税財政制度 の構築を図ることについて、「地方分権改革の実現に向けた提言」をとり まとめ、国に対して提言することとした。(資料1)
また、首長の在任期間制限を条例に委ねる法改正の早期実現等につい て意見表明を行うこととした。(資料2)
(2)国際競争力の強化に向けた首都圏の空港政策の充実について
我が国の国際競争力の強化に向けて首都圏の空港政策をさらに推し進 めるよう、羽田空港の国際線機能の充実、羽田空港を核としたまちづく りや空港周辺の都市・交通インフラ整備、また、首都圏空港の更なる機 能 強 化 に 向 け た 検討 な ど に つい て 、国 に 対 し て 申 し 入れ る こ と とし た 。
(資料3)
3 意見交換
(1)水素ステーションの整備促進について
クリーン エネル ギーで ある水 素を利 用した燃 料電池 自動車 の普及 に向け た水素ステーションの整備を広域的・計画的に進めるため、年度内に四県市 と関係事業 者で構 成するか ながわ 次 世代自動車 普及推 進協議会 において 整 備促進計画を策定し、連携して普及啓発に取り組むこととした。
(2)公共施設の老朽化対策等について
高度経済成長期を中心に整備を進めてきた道路や下水道、小・中学校など の多くの公共施設が一斉に改修・更新時期を迎える。そこで土木関連施設や 土木関連施設以外の公共施設の老朽化対策、市有施設等の適正配置を進める ための住民との合意形成、技術面や財政面での国の支援策の在り方、運営コ スト削減などの取組について情報を共有し、課題の解決に向け、四県市で意 見交換を行い、共同で検討を行うこととした。
(3)子どものネット依存症対策について
小学生、中学生、高校生を対象としたネット依存の実態把握や、ネット依 存から子どもを守るための効果的な方法について、四県市で意見交換を行い、 診断基準の作成など国に要望するとともに、共同で研究や検討を行うことと した。
(4)その他
ア)2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた取組に ついて
2020年東京オリンピック・パラリンピック開催を契機として、神奈川 を世界にアピールしていくために、四県市で連携・協力して取り組むこ ととした。
イ)その他
「潤水都市 さがみはらフェスタ2013」について、相模原市から紹 介があった。
「横浜音祭り2013」について、横浜市から紹介があった。
「恋するフォーチュンクッキー 神奈川県バージョン」について、神奈 川県から紹介があった。
「東海道かわさき宿交流館の開館」について、川崎市から紹介があった。
資料1
地 方 分 権 改 革 の 実 現 に 向 け た 提 言
神 奈 川 県 、横 浜 市 、川 崎 市 及 び 相 模 原 市 の 四 県 市 は 、地 域 の 自 主 性・自 立 性 を 高 め る と と も に 個 性 豊 か で 活 力 に 満 ち た 地 域 社 会 を 実 現 す る た め 、こ れ ま で 地 方 分 権 改 革 に 積 極 的 に 協 調 ・ 連 携 し て 取 り 組 ん で き た 。
地 方 分 権 改 革 に つ い て は 、国 に お い て 、地 方 分 権 改 革 推 進 委 員 会 に よ る 数 次 に わ た る 勧 告 を 踏 ま え 、今 年 6 月 に 、第 3 次 一 括 法 が 公 布 さ れ る と と も に 、 地 方 分 権 改 革 推 進 本 部 や 地 方 分 権 改 革 有 識 者 会 議 を 設 置 し 、調 査 審 議 が 行 わ れ 、「 国 か ら 地 方 公 共 団 体 へ の 事 務・権 限 の 移 譲 等 に 関 す る 当 面 の 方 針 」の 決 定 が さ れ た と こ ろ で あ る 。
ま た 、第 3 0 次 地 方 制 度 調 査 会 に お い て 、道 府 県 か ら 指 定 都 市 へ の 事 務 移 譲 等 、大 都 市 制 度 の 改 革 等 の 答 申 が 取 り ま と め ら れ る な ど 、真 の 分 権 型 社 会 の 実 現 に 向 け て 取 組 が 一 歩 前 進 し て い る も の と 評 価 し て い る 。
し か し な が ら 、義 務 付 け・枠 付 け の 見 直 し に つ い て 、地 方 に 裁 量 の 余 地 の な い「 従 う べ き 基 準 」が 多 く 設 定 さ れ て い る こ と や 更 な る 見 直 し が 必 要 で あ る こ と 、ま た 、国 か ら 地 方 へ の 事 務 権 限 の 移 譲 に つ い て 地 方 か ら の 提 案 が 実 現 さ れ て い な い も の が あ る な ど 、 取 組 が 不 十 分 な 状 況 に あ る 。
今 後 は 、地 方 が 自 ら の 判 断 と 責 任 に お い て 地 域 の 実 情 に 沿 っ た 行 政 運 営 が で き る よ う「 国 と 地 方 の 協 議 の 場 」等 を 通 じ て 、地 方 の 意 見 を 最 大 限 尊 重 し た 改 革 を 推 進 す る こ と を 強 く 期 待 す る も の で あ る 。
1 更 な る 地 方 分 権 改 革 の 推 進 に 向 け た 確 実 な 取 組 を
政 府 は 、今 後 の 地 方 分 権 改 革 の 方 向 性 を 明 ら か に す る た め に 取 り ま と め る こ と と さ れ た「 今 後 の 展 望 」に お い て 、地 方 の 意 見 を 十 分 に 踏 ま え 、真 の 地 方 分 権 型 社 会 の 実 現 に 沿 っ た 内 容 を 盛 り 込 む と と も に 、更 な る 地 方 分 権 改 革 の 推 進 に 向 け た 取 組 を 確 実 に 実 行 す る こ と 。
2 国 と 地 方 の 役 割 分 担 の 徹 底 し た 見 直 し に よ る 地 方 へ の 権 限 移 譲 を (1) 国 と 地 方 の 役 割 分 担 に つ い て は 、「 補 完 性 の 原 則 」に 基 づ き 、徹 底 し
た 見 直 し を 行 い 、 地 方 に と っ て 行 政 サ ー ビ ス の 実 質 的 な 決 定 権 の 拡 大 に つ な が る こ と を 第 一 と し て 、 地 方 分 権 改 革 推 進 委 員 会 勧 告 で 示 さ れ た 内 容 に と ど ま ら ず 、 地 方 へ の 大 幅 な 権 限 移 譲 を 進 め る こ と 。 ま た 、 権 限 移 譲 に 当 た っ て は 、 確 実 に 、 必 要 な 税 財 源 を 一 体 的 に 移 譲 す る こ と 。
(2) 義 務 付 け ・ 枠 付 け の 見 直 し に つ い て は 、 地 方 分 権 改 革 推 進 委 員 会 の 勧 告 で 示 さ れ た 条 項 の う ち 、 国 に お い て 検 討 さ れ た も の の こ れ ま で 見 直 し が 実 施 さ れ て い な い も の や 同 勧 告 に お い て 対 象 と な ら な か っ た 条
項 に つ い て 、 地 方 か ら の 意 見 を 十 分 踏 ま え 、 早 期 に 、 廃 止 を 基 本 と し て 、 政 治 主 導 に よ る 更 な る 見 直 し を 行 う こ と 。
ま た 、 見 直 し を 行 う 際 は 、 法 制 化 に よ り 既 に 設 定 さ れ た も の の 撤 廃 も 含 め 、「 従 う べ き 基 準 」 の 設 定 は 行 わ な い こ と 。
(3) ハ ロ ー ワ ー ク の 地 方 移 管 を は じ め と し 、 国 の 出 先 機 関 に つ い て は 、 廃 止 を 原 則 と し 、 人 員 の 削 減 を 含 め た 抜 本 的 な 事 務 事 業 の 見 直 し を 行 い 、 都 道 府 県 ・ 指 定 都 市 へ の 大 幅 な 権 限 と 税 財 源 の 移 譲 を 行 う こ と 。
ま た 、 人 員 の 移 管 に つ い て は 、 国 以 上 に 大 幅 な 職 員 定 数 の 見 直 し を 行 っ て い る 地 方 の 現 状 や 意 見 を 十 分 に 反 映 す る こ と 。
3 真 の 分 権 型 社 会 に ふ さ わ し い 地 方 税 財 政 制 度 の 構 築 を
(1) 地 方 が 自 主 的 か つ 自 立 的 に 行 財 政 運 営 を 行 え る よ う 、 消 費 税 、 所 得 税 、 法 人 税 な ど 複 数 の 基 幹 税 か ら の 一 層 の 税 源 移 譲 に つ い て 、 具 体 的 な 工 程 を 明 示 し 、 地 方 の 役 割 分 担 に 見 合 う 地 方 税 源 の 充 実 強 化 を 行 う こ と 。
(2) 自 動 車 取 得 税 及 び 自 動 車 重 量 税 の 見 直 し に 当 た っ て は 、 両 税 が 地 方 自 治 体 の 都 市 基 盤 整 備 な ど の 貴 重 な 安 定 財 源 と な っ て き た 経 緯 等 を 踏 ま え 、 地 方 自 治 体 に 減 収 が 生 ず る こ と の な い よ う 、 地 方 税 に よ り 安 定 的 な 代 替 財 源 を 確 保 す べ き で あ り 、 具 体 的 な 代 替 財 源 を 確 保 す る こ と な く 、 両 税 を 縮 減 し な い こ と 。
(3) 償 却 資 産 に 対 す る 固 定 資 産 税 は 、 市 町 村 の 行 政 サ ー ビ ス を 享 受 し て い る こ と に 着 目 し て 課 す る 同 税 の 性 格 や 、 行 政 サ ー ビ ス を 提 供 す る 上 で の 貴 重 な 安 定 財 源 で あ る こ と を 踏 ま え 、 国 の 経 済 対 策 等 の 観 点 か ら 見 直 し を 行 う べ き で は な く 、 現 行 制 度 を 堅 持 す る こ と 。
(4) 神 奈 川 県 臨 時 特 例 企 業 税 条 例 を 違 法 、 無 効 と し た 平 成25年 3 月 の 最 高 裁 判 決 は 、 地 方 の 課 税 自 主 権 が 、 あ ま り に 狭 い 範 囲 に 止 ま っ て い る こ と を 示 し た も の で あ る 。 現 在 の 法 律 で は 、 地 方 分 権 の 推 進 や 課 税 自 主 権 の 積 極 的 な 活 用 を 図 る こ と が 困 難 と 言 わ ざ る を 得 な い 。
こ の 判 決 の 補 足 意 見 で 、 地 方 自 治 体 が 法 定 外 税 を 創 設 す る こ と の 困 難 性 が 示 さ れ 、 「 国 政 レ ベ ル に お け る 立 法 推 進 に 努 め る ほ か な い 」 と 指 摘 さ れ た こ と を 踏 ま え 、 地 方 の 課 税 自 主 権 の 拡 大 を 制 度 的 に 保 障 す る た め 、 関 係 法 令 の 抜 本 的 見 直 し の 検 討 を 進 め る こ と 。
(5) 国 の 中 期 財 政 計 画 で は 、 歳 出 特 別 枠 等 を リ ー マ ン シ ョ ッ ク 後 の 危 機 対 応 モ ー ド か ら 平 時 モ ー ド へ 切 替 え 、 歳 入 ・ 歳 出 面 の 改 革 を 進 め る と し て い る が 、 地 方 の 安 定 的 な 財 政 運 営 に 必 要 な 地 方 交 付 税 の 総 額 を 確 保 す る こ と 。
ま た 、 地 方 財 源 不 足 の 解 消 は 、 地 方 交 付 税 の 法 定 率 引 上 げ に よ っ て 対 応 す る こ と と し 、 臨 時 財 政 対 策 債 は 平 成25年 度 を も っ て 廃 止 す る こ と 。
な お 、 平 成25年 度 に お い て 地 方 公 務 員 給 与 の 削 減 を 目 的 に 地 方 交 付 税 の 削 減 が 行 わ れ た が 、 国 の 政 策 目 的 を 果 た す た め の 手 段 と し て 地 方 交 付 税 を 用 い る こ と は 、 地 方 共 有 の 固 有 財 源 と い う 性 格 を 否 定 す る も の で あ り 、 こ の よ う な 国 に よ る 一 方 的 な 政 策 誘 導 や 義 務 付 け と な る よ う な 措 置 を 二 度 と 行 わ な い こ と 。
(6) 地 方 自 治 体 間 の 財 政 力 格 差 の 是 正 に つ い て は 、 地 方 交 付 税 総 額 の 充 実 を は じ め 、 地 方 税 財 政 制 度 を 抜 本 的 に 改 革 す る 中 で 行 う こ と と し 、 地 方 法 人 特 別 税 は 、 速 や か に 地 方 税 と し て 復 元 す る こ と 。
(7) 国 庫 補 助 負 担 金 に つ い て は 、 地 方 へ の 税 源 移 譲 を 中 心 と し た 抜 本 的 改 革 を 進 め る べ き で あ り 、国 は 速 や か に そ の 工 程 を 明 ら か に す る こ と 。
そ れ ま で の 間 、 国 庫 補 助 負 担 金 に つ い て 、 首 都 圏 の 都 市 基 盤 整 備 等 の 意 義 や 役 割 を 踏 ま え た 行 政 需 要 を 斟 酌 し た 上 で 、 各 団 体 が 担 う べ き 事 業 の 必 要 額 を 安 定 的 か つ 確 実 に 確 保 し 、 国 の 一 方 的 な 財 源 捻 出 の 手 段 と し て 総 額 削 減 は 行 わ な い こ と 。
ま た 、 地 方 自 治 体 間 の 財 政 調 整 は 、 地 方 交 付 税 に よ り 行 う べ き で あ り 、 国 庫 補 助 負 担 金 等 に よ る 財 政 力 格 差 の 是 正 は 行 わ な い こ と 。
さ ら に 、 地 域 自 主 戦 略 交 付 金 の 廃 止 に 伴 い 、 各 省 庁 の 交 付 金 等 に 移 行 さ れ た も の を 含 め 、 事 務 手 続 を よ り 一 層 簡 素 化 す る な ど 運 用 改 善 を 図 る と と も に 、 国 の 関 与 は 最 小 限 と し 、 地 方 の 自 由 度 を 高 め 、 地 域 の 知 恵 と 創 意 が 生 か さ れ る 制 度 と な る よ う 見 直 す こ と 。
(8) 国 に お い て 新 た な 施 策 や 制 度 改 正 を 実 施 す る 場 合 は 、 事 務 費 用 も 含 め 、 国 が 責 任 を も っ て 全 額 を 負 担 し 、 地 方 に 財 政 的 な 負 担 を 生 じ さ せ な い こ と 。
(9) 安 心 こ ど も 基 金 に よ る 事 業 等 、現 在 基 金 を 財 源 と し て 実 施 し て お り 、 本 来 臨 時 的 な 対 応 で な く 恒 常 的 に 実 施 す べ き も の に つ い て は 、 基 金 事 業 終 了 後 も 引 き 続 き 実 施 で き る よ う 必 要 な 財 政 措 置 を 講 じ る こ と 。 基 金 事 業 の 進 捗 状 況 に 応 じ 必 要 な も の は 期 間 を 延 長 す る と と も に 、 地 方 自 治 体 の 裁 量 に よ る 主 体 的 か つ 弾 力 的 な 取 組 が 可 能 と な る よ う 、 基 金 の 造 成 を 指 定 都 市 に も 認 め る こ と な ど 、 更 な る 要 件 の 見 直 し を 行 う こ と 。
4 「 国 と 地 方 の 協 議 の 場 」 の 実 効 性 あ る 運 営 を
国 と 地 方 の 協 議 の 場 に つ い て は 、 国 と 地 方 が 対 等 な 立 場 で 協 議 を 行 い 、 引 き 続 き 地 方 の 意 見 を 真 摯 に 受 け 止 め 、確 実 に 政 策 に 反 映 さ せ る こ と 。そ の た め 、国 は 、政 策 の 立 案 の 段 階 か ら 、法 に 基 づ く 分 科 会 も 含 め 、協 議 事 項 に つ い て 十 分 に 説 明 す る な ど 、 実 効 性 の あ る 協 議 の 運 営 を 行 う こ と 。
ま た 、地 方 側 の 議 員 の 数 を 増 や す と と も に 、指 定 都 市 の 代 表 者 を 正 式 な 議 員 と し て 位 置 付 け る よ う に 見 直 し を 行 う こ と 。
5 地 方 自 治 法 の 抜 本 改 正 を
現 行 の 地 方 自 治 制 度 は 、地 方 自 治 法 等 に よ り 地 方 自 治 体 の 組 織・運 営 の 細 目 に 至 る ま で 規 定 し 、事 実 上 、国 が 地 方 行 政 を 統 制 す る 仕 組 み と な っ て い る 。そ こ で 、地 域 の こ と は 地 域 住 民 が 決 め る こ と が で き る よ う 、地 方 自 治 体 の 裁 量 権 を 広 範 に 保 障 す る た め 、地 方 の 意 見 を 踏 ま え た 新 制 度 の 構 築 に 向 け 、 早 急 に 地 方 自 治 法 を 抜 本 改 正 す る こ と 。
6 真 の 分 権 型 社 会 に ふ さ わ し い 道 州 制 の 議 論 を
道 州 制 は 、真 に 地 方 分 権 を 推 進 す る た め の も の で な け れ ば な ら ず 、ま た 、 国 と 地 方 双 方 の 政 府 の あ り 方 を 再 構 築 す る も の で あ る こ と か ら 、そ の 議 論 に 当 た っ て は 国 の 出 先 機 関 の 原 則 廃 止 及 び 国 か ら 地 方 へ の 大 幅 な 権 限・税 源 の 移 譲 、基 礎 自 治 体 や 大 都 市 制 度 の あ り 方 等 に つ い て 、「 国 と 地 方 の 協 議 の 場 」 の 活 用 な ど に よ り 地 方 の 意 見 を 十 分 に 尊 重 す る こ と 。
ま た 、 道 州 制 の 議 論 に と ら わ れ る こ と な く 、 国 の 出 先 機 関 の 原 則 廃 止 、 国 か ら 地 方 へ の 権 限 移 譲 及 び 都 道 府 県 か ら 基 礎 自 治 体 へ の 権 限 移 譲 、義 務 付 け ・ 枠 付 け の 見 直 し 、 税 源 移 譲 の 推 進 等 の 改 革 を 一 体 的 に 進 め る こ と 。
平 成25年10月 日
内 閣 総 理 大 臣 安 倍 晋 三 様 内 閣 府 特 命 担 当 大 臣( 地 方 分 権 改 革 ) 新 藤 義 孝 様
神 奈 川 県 知 事 黒 岩 祐 治 横 浜 市 長 林 文 子 川 崎 市 長 阿 部 孝 夫 相 模 原 市 長 加 山 俊 夫
資料2
首 長 の 在 任 期 間 制 限 を 条 例 に 委 ね る 法 改 正 の 早 期 実 現 に つ い て
神 奈 川 県 、 横 浜 市 、 川 崎 市 及 び 相 模 原 市 の 四 県 市 は 、 首 長 の 在 任 期 間 の 制 限 に つ い て 、 こ れ ま で も ア ピ ー ル し て き た と こ ろ で あ る が 、 地 方 の 自 主 性 ・ 自 立 性 を 高 め る と と も に 、 地 方 政 治 改 革 を 推 進 す る た め 、 本 日 、 改 め て 、 次 の と お り 意 見 を 表 明 す る 。
首 長 の 在 任 期 間 に つ い て は 、地 方 分 権 の 基 本 的 な 考 え 方 で あ る 各 自 治 体 の
「 自 己 決 定 ・ 自 己 責 任 」 の 原 則 を 尊 重 し 、 法 律 に よ り 一 律 に 制 限 す る の で は な く 、多 選 制 限 の 是 非 や 具 体 的 内 容 を 条 例 に 委 ね る 仕 組 み と す る よ う 、関 係 法 令 を 早 急 に 改 正 す る こ と 。
平 成25年10月17日
神 奈 川 県 知 事 黒 岩 祐 治 横 浜 市 長 林 文 子 川 崎 市 長 阿 部 孝 夫 相 模 原 市 長 加 山 俊 夫
資料3
国際競争力の強化に向けた首都圏の空港政策の充実について
24 時間国際拠点空港化が進む羽田空港においては、アジアや欧州・北米諸国との 国際定期便の就航本数、旅客数が増加するなど、着実な進展が見られるところですが、 我が国の国際競争力の強化や利用者の利便性の向上のためには、今後、国際線機能を 一層充実させることが必要です。
また、近い将来に再び満杯になると予想される首都圏の空港容量については、将来 を見据えた拡大などの対策にも取り組んでいかなければなりません。
併せて、羽田空港の再拡張・国際化を契機として、空港周辺の自治体がその効果を 享受し、共存共栄していくための取組も緊急の課題になっております。
こうした中、国においては、「日本再興戦略」(平成25年6月14日閣議決定)を 踏まえ、首都圏空港の機能強化と都心アクセスの改善の検討、オープンスカイの戦略 的な推進やビジネスジェットの利用環境の整備等を実施することとしています。また、 日本再興戦略には、国の成長戦略を実現するため、大胆な規制改革等の突破口として
「国家戦略特区」の創設が位置づけられ、関連する取組が進められているところです。 さらに、2020 年のオリンピック・パラリンピック開催地に東京が選ばれたことも踏 まえ、年間合計発着容量 75 万回化達成以降の首都圏空港の更なる機能強化に向け、 具体的な検討に着手することを明らかにしたところです。
一方、空港周辺の自治体においても、羽田空港国際化の効果を最大限に活用した京 浜臨海部ライフイノベーション国際 戦略総合特区の取組などを進めてい るところで すが、こうした取組をさらに推進するためにも、首都圏の空港政策のより一層の充実 が不可欠であることから、特に、次の事項について積極的に取り組まれますよう、羽 田空港再拡張事業への資金協力者である神奈川県・横浜市・川崎市に、相模原市を加 えた神奈川に位置する四団体として、申し入れます。
1 羽田空港の国際線機能の充実等
我が国の国際競争力の強化に向けて、騒音等周辺環境への影響に配慮しつつ、次 の項目について積極的に取り組むこと。
(1)国際線の就航路線・発着枠などの更なる充実
国際線9万 回への増 枠を達 成するた めの国際線 旅客ター ミナル の拡張工 事 を着実に進めるとともに、現在決定している発着枠については、需要の変化に 応じて国内線から国際線への振り替えを柔軟に行うなどにより、国際線の増枠 を進めること。
また、昼間時間帯の増枠分における高需要・ビジネス路線の確実な就航に向 けた取組、航空協議で合意されていながら未就航状態となっている路線の早期 就航を促す環境整備や深夜早朝枠の有効活用、国際的な競争に見合う空港着陸 料の設定など、羽田空港の国際線機能について一層の充実を図ること。
さらに、深夜早朝時間帯においては、利用者の移動手段確保のため、空港と 各都市を結ぶ バスなど の公共交 通機 関の充実や空 港周辺の 宿泊施設 の整 備な どについて、国として主体的な取組を進め、利用者の利便性の向上に取り組む こと。
(2)航空機騒音対策の実施
発着回数の拡大に伴い、新たに発生する航空機の騒音対策などについて、平 成 25 年度から羽田空港周辺環境対策に係る取組が始まっていますが、環境影 響評価で示した環境保全措置を確実に実施するなど、更なる騒音の軽減に取り 組み、特に、深夜早朝時間帯の飛行については、十分配慮すること。
また、今後、飛行ルートを変更する際には、周辺自治体と事前に協議すると ともに、地元住民に十分説明すること。
2 羽田空港を核としたまちづくり や空港周辺の都市・交通インフラ整 備に向けた 取組
特区間の連携強化を図るため国により設置された「アジアヘッドクォーター特 区と京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区の連携に関する検討会」 や、国と空港周辺の自治体が一堂に会する「羽田空港を活用したまちづくり懇談 会」の場などを通じて、周辺自治体によるまちづくりの連携等について意見交換 を行うなど、空港周辺の自治体がともに発展するための取組を、国の主導で、着 実に進めること。
また、このような取組を通じて、東京と神奈川を結ぶ連絡道路等について早期 に具体化するなど、羽田空港の国際化を活かした周辺のまちづくりと一体となっ た戦略的な都市・交通インフラ整備について、国が積極的な取組を進めること。
3 首都圏空港の更なる機能強化に向けた検討
将来の空港容量の拡大を含む首都圏空港の更なる機能強化に向けた検討にあた っては、神奈川四団体を含む関係自治体等の意見を十分に踏まえ、国の負担と責 任において取組を進めること。
平成25年10月 日
国土交通大臣 太田 昭宏 殿
神奈川県知事 黒岩 祐治
横 浜 市 長 林 文子
川 崎 市 長 阿部 孝夫
相 模 原 市長 加山 俊夫